日本福祉大学

日本福祉大学　経済学部

金融経済学

単位数	学年配当	開講形態	教員名
4	3	後期（週 2 回）	渡　邉　敏　生

テ｜マ	実物部門と金融部門の相互依存関係について考察する

講義のねらい

　本講義では、 1980 年代以降の日本経済における景気と金融の問題を考察します。特に、バブル経済（土地や株価が急騰した 1980 年代後半の経済状況）がなぜ生まれ、なぜ崩壊したかを経済学の最新の研究成果を踏まえながら解説したいと思います。また、分析から導出される望ましい経済政策と実際に政府が行った（もしくは行っている）経済政策を比較し、日本経済に必要な経済政策について考えてゆきます。

講義のながれ

１　オリエンテーション（1 コマ）
２　1980 年代以降の日本経済について（３コマ程度）
３　株価や地価の決まり方について（３コマ程度）
４　日本銀行について（３コマ程度）
５　企業の資金調達について（３コマ程度）
６　銀行行動について（３コマ程度）
７　金融の自由化について（３コマ程度）
８　長期不況と経済政策について（３コマ程度）
９　まとめ（２コマ程度）　

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

①　ミクロ経済学・マクロ経済学・金融理論を履修していることが望ましい。
②　私語厳禁。私語をしている学生は退室を命じます。
③　携帯電話のスイッチは切っておく。
④　出席はとらない。

成績評価の方法

　レポート 30点（3回）＋宿題プリント 10点（2回）＋期末テスト 60点

テキスト	最初の講義で指示する。