統 計 学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | データ分析の基礎を身につけよう |
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講義のねらい |
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今日、 私達の身の回りには、 様々なデータが散在しています。 しかし、 データを入手したとしても、 それをただ漠然と眺めているだけでは、 何ら情報を得ることはできません。 手元にあるデータを活かすためには、 何をすれば良いのでしょうか? まず、 データを分かりやすくまとめる必要があります。 例えば、 数字の小さい順にデータを並び替えてみたり、 表・グラフを作成したりするのです。 その次に、 データの特徴を表す値を徹底的に調べていきます。 こうした簡単なステップを踏むだけでも、 データから、 実に多くの有益な情報を引き出すことができるのです。 このようなデータの分析手法は、 経済学の諸分野の学習や研究においても盛んに活用されており、 経済学を志すみなさんにとって、 統計学を学ぶことの意義は、 ますます高まっていると言っても過言ではないでしょう。 本講義では、 記述統計学の基礎を、 できるだけ具体的な例と関連づけながら講述します。 |
講義のながれ |
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概ね下記のシラバスに従って講義を進めます (カッコ内は、 予定講義回数)。 また、 様々なジャンルのデータを概観し、 解説する機会を持つことも予定しています。 1. イントロダクション (1 回) 2. 社会科学における統計学の役割 (1 回) 3. 記述統計とデータの種類 (1 回) 4. データのまとめ方と特性値 その 1 (3 回) 5. データのまとめ方と特性値 その 2 −度数分布を用いたケース− (3 回) 6. 2 変数の相関 (4 回) |
学習条件・履修上求められるもの |
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本講義で扱うトピックスは、データ分析の最も土台となる内容です。今後、ゼミや卒論の研究で活かせる手法なので、専攻に関係なく修得しておくことが望ましいでしょう。なお、不可解な箇所は、気軽に質問して下さい。 |
成績評価 |
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平常点 (何回か取る出席、 復習テストへの取り組み) と期末試験の得点を総合して評価を行います。 試験の結果に加え、 平常点も重視します。 |
テキスト |
テキスト:D. ロウントリー 『新・涙なしの統計学』 新世社 参考文献:木下宗七編 『入門統計学』 有斐閣 (やや、 意欲的な文献) |
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