日本福祉大学

日本福祉大学　経済学部

哲学・倫理学

単位数	学年配当	開講形態	教員名
2	3	前期	神　尾　　　孝

テ｜マ	子ども　　その交流（生命と承認）の形成

講義のねらい

　子どものときがあり、大人になる。子どもとはどういう人なのか？子どもはどのようにして大人になるのか？子どもの感情や知性のあり方、子どもの身体や心のあり方、自然や他の人や社会との交流のあり方。それらは何を基に、どのようにつくられるのか？そして歴史はどのようにしてそれらを、また子どもをつくってきたのか？
　「子どもという存在」についてのさまざまな研究を頼りにして、私たちの時代の思想、近代や現代の思想の一端にも触れてみたい。こうして哲学や倫理について少し考えてみたい。

講義のながれ

１．「子ども」について。「赤ちゃん」（ビデオ）
２．同上
３．情緒的特質について。その内容とは？
４．同上
５．生まれる前の経験
６．同上
７．同上
８．「理性の事実」という発想を超えて
９．同上
10．大人は歴史の中で、「原型」を忘れて大人になる
11．同上
12．「子ども（自然）から大人（社会）へ」という暗黙の了解
13．同上（まとめ）

学ぶ上での注意・担当教員からの希望

　講義内容は基本的にすべて、配布されるプリントにて行う講義を聞いて理解してほしい。必ず第１回の講義から出席してほしい。
　講義中の入退室は止めること。最後に私語は慎んでほしい。

成績評価の方法

　定期試験のみによって評価する。ただしボーダーラインの者に対してのみ、出席点を考慮する。

テキスト	適宜レジュメを使用する