芸術創造 (002) |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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テ | マ | 木彫作品の制作を通じて日本的意匠感覚を再確認する |
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講義のねらい |
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江戸から明治にかけて日本から西洋に輸出されたおびただしい数の美術品は西洋社会の芸術概念に大きな影響を与えました。 日本人が好むとされる印象派の画家たちが浮世絵を絶賛し、 自らの絵画にそれを取り込もうと努めたことは広く知られた歴史的事実です。 ところが当時のヨーロッパで日本美術が広範囲な分野でもてはやされ、 社会的現象にまでなったことや、 その後の西洋デザイン・美術にいかに大きな影響をおよぼしたかについては、 語られることの少ない事も確かです。 物まねはうまいが創造はにがてと評価される日本人が、 実は独自のすぐれた意匠感覚をもち西洋世界を席巻したことがあることを実際の制作を通じて再確認したいと思います。 |
講義のながれ |
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前期 1 ジャポニズムと西洋デザイン 2 資料整理 3 デザインプラン制作 1 4 デザインプラン制作 2 5 フィギュア部木彫製作 1 6 フィギュア部木彫製作 2 7 フィギュア部木彫製作 3 8 フィギュア部木彫製作 4 9 フィギュア部木彫製作 5 10 フィギュア部木彫製作 6 11 フィギュア部木彫製作 7 12 フィギュア部木彫製作 8 |
後期 1 デザインプラン再考 1 2 デザインプラン決定 3 筐体部制作 1 4 筐体部制作 2 5 筐体部制作 3 6 筐体部制作 4 7 筐体部制作 5 8 組上げ調整 9 組上げ仕上げ 10 細部仕上げ 11 塗装仕上げ 12 仕上げ・鑑賞 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
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1. 作品の完成度は制作にかけた時間が正直に反映される。 授業に出席して全力を出しつくすこと 2. 最後まで諦めずに制作すること。 途中で投げ出すと徒労感のみが残る。 |
成績評価の方法 |
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出席点 20 点 提出作品評価 80 点 |
テキスト | 適宜レジュメを使用する |
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