日本福祉大学 福祉経営学部

社 会 学 B

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2
1
後期
山 口   宏

テ | マ さまざまな社会制度の揺らぎをとらえ、 共同性のかたちを模索する

講義のねらい
 いまの世の中は、 これまでの枠組みが様々に揺らいでいたり、 不透明な問題も多く現われているようにみえます。 自己とコミュニケーションの感覚や家族、 教育などをめぐってもそうですし、 また格差や差別といった問題も新たなかたちで現われています。
 この授業では、 身近な題材を扱いながら、 そんな社会全体を貫いている問題を感じ取っていくことが狙いです。 ひとつの問題を深めていくというよりも、 いろいろな話題がつなげられていく感じになるかと思いますが、 各テーマごとに新聞や雑誌の記事、 ビデオなど使いながら進めていきます。

講義のながれ
第1回 授業紹介・導入
第2回 背景としての戦後文化の流れ
第3回 現代の自己とコミュニケーション
第4回 生の希薄感と暴力
第5回 宗教と現代社会
第6回 メディアと情報
第7回 現代家族の諸問題
第8回 教育・学校と格差
第9回 労働をめぐる環境
第10回 枠組みの希求としてのナショナリズム
第11回 差別の論理@
第12回 差別の論理A
第13回 まとめ

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 黒板をメモしたり暗記したり、 といった作業はほとんどなく、 いろいろな見方を感じていくための授業なので、 柔軟な頭があればそれで十分です。

成績評価の方法
 試験とレポートはなく、 出席を兼ねた毎回の感想によって評価します。

テキスト  使用しません。 参考図書は、 授業のなかで随時、 紹介していきます。



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