科目名 情報と数理 1 時 限
火−3

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
後 期
御 橋 広 眞

テ | マ 不規則な現象の数理と法則

講義の概要・ねらい
 身の回りの自然現象を観察すると、 規則的なものと不規則に起こるものとが混ざり合っていることに気がつくでしょう。 あなたの日常生活の場合はどうでしょうか。 おそらく、 自分で計画した規則的なものばかりでなく、 不規則な出来事が多く、 時には、 予想もしなかった出来事が突然起きたりするでしょう。 少し注意深く観察してみたら、 じつは、 不規則に起きる出来事の方が、 むしろ多いといえるかもしれません。
 「不規則に起きる出来事」 というのは、 たくさんの可能性の中に含まれていた 「一つの可能性」 が、 「偶然」 という条件によって選ばれた出来事だといえます。 このことを理解するためには、 「確率」 という考え方がポイントになります。
 この講義では、 「確率」 の考え方の基本と応用展開をしてみましょう。

講義のながれ
要点は二つあります。
(1) できるだけ具体的に考えること
(2) できるだけ客観的に考えること
この二つの方針を、 ちょうど二本の柱として立てて、 次のような項目を、 しっかりと学ぶことにしましょう。
 @ 規則性と不規則性
 A 順列
 B 組み合わせ
 C 二項定理
 D 場合の数
 E 試行と事象
 F 確率の意味
 G 独立な試行
 H 確率の計算
 I 期待値

学習上の留意点
 プリントを用意するので、 もし、 欠席したら、 次週までに予習しておくこと。

成績評価の方法
 適宜、 小テストとレポートを組み合わせる。

使用テキスト
 プリントを用意します。



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