科目名 アルゴリズム論 時 限
水−2

単 位 数 学年配当 開講期間 担 当 教 員
2
1
後 期
杉 江 日出澄

テ | マ 物事の処理のアルゴリズムを組立る思考法を養う

講義の概要・ねらい
 まず、 処理の流れを図で表現することを教える。 細部を厳密に図で表現しようとすると面倒であり、 またプログラミングの基礎とならないため、 プログラム記述方式で表現することを講義する。
 次いで、 アルゴリズムを論理的に思考する手段として、 いくつかのアルゴリズムの基本型を示す。 そして、 その基本型に基づき、 演習課題をなるべく多くやらせる。 それを授業時間内に添削し、 アルゴリズムの妥当性を個別にチェックし、 組み立ての発想や思考法を指導する。  
 論理的に合理性があれば、 正しいアルゴリズムは無数に存在するが、 他人の発想や思考法を取り 入れることによって、 自分のアルゴリズムが改善され、 論理的に美しくなる。 言わば、 頭の体操とも 言える演習形式の講義である。

講義のながれ
@ ガイダンス:受講上の注意、 成績評価法、 科目の概要と履修の指針など。
A フローチャートの意義と書き方の解説。
B Tiny BASIC によるアルゴリズムの表現法の解説。
C アルゴリズムの基本型(発想の型)の解説。
D 直線型アルゴリズムの演習、 分岐型アルゴリズムの演習。
E 反復型アルゴリズムの演習、 多重反復型アルゴリズムの演習。
F サブルーチン型アルゴリズムの演習。
G 混合型アルゴリズムの演習、 総合演習

学習上の留意点
・毎週の学習目標を確実に守ること。 知識の積み上げ型の講義である。 欠席すると以降の講義が理解できなくなるので注意すること。
・毎週、 演習課題などのレポートを課し、 出席管理を行う。

成績評価の方法
 毎週のレポートで評価する。

使用テキスト
 杉江日出澄著 『コンピュータの基礎』 培風館



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