日本福祉大学 社会福祉学部

保育内容研究X (感性と表現)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 3 後期 杉本 充・霜田美津子・神戸伸子

テ|マ 保育内容〈表現〉を念頭に置きながら、 実践的な活動を通して表現を学ぶ

講義のねらい
 表現活動は幼児教育・保育の中で、 特に感性の教育に関わってたいへん重要な位置づけをもつものです。 従来から、 絵を描くことや歌うこと、 楽器を演奏すること、 リズムに合わせて踊ること、 ごっこあそびや劇あそびを楽しむことなど、 表現活動は子どもの精神と身体における人間的発達に欠くことのできない貴重な契機をもつものとして重視されてきています。 そのことは改訂された教育要領や指針においても何ら変更されるべきものではありません。 ただ、 子どもの表現活動を、 演奏の仕方や絵の描き方といった表現方法からのみ捉えてしまいがちであった従前のあり方を改め、 子どもの、 表現の未熟な段階も含めて、 表現内容のいろいろな 「表れ」 を個性的、 人格的つながりの中でうけとめ、 育てていける視点を確立しようとするものです。
 この講義 (実技) では、 子どもの表現の発達を視野に入れて、 様々な表現内容への理解をすすめるようにするとともに、 自らの表現への欲求を確かめ、 これを満足するような体験的な活動を通して 「表現」 そのものへの認識を深めることをねらいとします。

講義のながれ
1 . オリエンテーション
2 . 造形的分野での表現 (実技)
3 .     〃
4 .     〃
5 . 音楽的分野での表現 (実技)
6 .     〃
7 .     〃
8 . 演劇的分野での表現 (実技)
9 .     〃
10.     〃
11. 総合活動 (2 時限連続)
12. まとめと反省

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 講義及び実技はリレー式で行なわれます。 ほぼ 3〜4 回毎に担当者と内容が変わります。 またその内容に応じて活動場所、 形態も変化しますので、 授業時の案内及び掲示等に充分注意して下さい。
 尚、 総合活動 (上記) は 2 コマ連続の活動となりますので承知して下さい。

成績評価の方法
 出席点が重視されます。 毎回のミニレポート、 まとめの段階での最終レポートなどをもとに評価を行います。

テキスト 使用しません。



(C) Copyright 2003 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。