日本福祉大学 社会福祉学部

小児栄養実習

単位数 学年配当 開講形態 教員名
1 3 後期 岩 田 章 子

テ|マ 乳幼児の望ましい食生活と、 食行動の発達を支える方法を探る

講義のねらい
 前期の講義で得た知識をもとに、 子どもの食に関するテーマを、 分担して探究し、 発表する形式で進めます。 テーマは食事計画、 食行動の発達と問題、 子どもを囲む食環境および幼児の生活への配慮です。
 例えば、 食生活の基盤となる食品選択、 食品の組み合わせおよび、 栄養素供給バランスを考える望ましい食生活について、 また乳幼児向けの乳汁、 市販離乳食、 加工食品や栄養補助食品などについて調査し利点・問題点を検討します。 さらに乳幼児期各期の発達に適した食事のあり方、 食行動の発達と自立を学び、 発育過程で現れる偏食・食欲不振・アレルギーなどの問題を発育伸長のタイミングを捉えて予防、 対策法を見い出します。 子どもの生育環境の一部である食生活を、 実習、 実演を交え保育の実践に役立つように検討します。

講義のながれ
1 .   望ましい生活習慣の基礎となる幼児期の食事
2 .   保育園給食について、 料理保育について
3 .   食行動の発達と食に関する問題
4 〜 8 . 演習課題の解説と選択
       個別指導
       各自調査、 発表準備
8 〜13. 発表・討議

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
1. 討議には積極的に参加して欲しい。
2. 身の回りに氾濫する食品や栄養の情報に耳を傾け、 食生活に関心を深めて欲しい。
3. 幼児は食事を通して社会参加の基礎作りをし、 食生活が心身の発達に深く関わっていることを学ぶ。

成績評価の方法
 出席 (40)、 課題レポート (60)。

テキスト  



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