小児保健実習 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
1 | 3 | 前期 | 堀 内 久美子 |
テ|マ | 子どもの健康状態の把握と健康問題への対処 |
講義のねらい |
小児のあらゆる活動の基盤は 「健康」 である。 保育者は子どもの発達を促す働きかけを絶えず行っているが、 その中には当然 「健康を守り育てること」 が含まれている。 保育現場では、 小児の健康状態を観察や測定によって正しく把握し、 状態の急変 (けがや病気) に適切に対処することが求められている。 小児保健実習ではそのような知識・技術を身につけること、 また、 知識・技術の必要性を実感し子どもの健康に関心を持つことをねらいとする。 |
講義のながれ |
1 .
乳幼児の健康管理の留意点、
バイタルサインの測定@ (脈拍と呼吸) 2 . 日常の健康観察−−−身体各部の観察、 一般状態とよくみられる症状の観察 3 . 身体発育状態の観察−−−身体計測と発育評価 4 . バイタルサイン測定A体温 5 . バイタルサイン測定B血圧 6 . 応急処置@救命救急処置 7 . 応急処置A包帯法 (三角巾) 8 . 清潔の保持、 消毒法 9 . 乳児の世話−−−乳児の自然姿勢、 抱き方、 背負い方、 おむつ交換 10. 保育環境 (温度、 湿度) の測定 11. 視力、 聴力の測定 12. 幼児の健康指導 (場合により変更もある) (他にゲスト講義あり) |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
出席を重視する。 実習した内容や測定結果とその考察等についてのレポートをほぼ毎回課すので留意すること。 |
成績評価の方法 |
出席点 60 点+毎回のレポート 40 点。 欠席 4 回以上の場合は不合格。 |
テキスト | 兼松百合子・遠藤巴子編著 『小児保健実習』 同文書院 |
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