福祉組織・情報論 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 前期 | 若 松 利 昭 |
テ|マ |
講義のねらい |
1 . 日本人の社会関係、
地域での生活関係、 生活習慣、
生活感覚について検討する。 2 . 高齢者を抱えた生活の特性と介護保険のシステム特性との関係について検討する。 3 . 在宅支援、 地域支援のシステムと臨床について検討する。 4 . 支援過程における人間関係について検討する。 5 . 支援のバックヤードのシステム、 労働編成、 組織について検討する。 6 . 支援の社会的関係を情報化とその実体化の観点から検討する。 |
講義のながれ |
1 . 支援のモデル 支援のモデルが人間と生活をどのようにとらえるかを検討する。 西欧と日本の人間観と支援観を民族学的な視点から検討する。 生活感覚、 生活習慣などについて検討する。 2 . 在宅支援システムの要件 第一は、 マーケット動態と支援特性を明らかにする。 第二は、 地域の資源配分と支援の利用可能性を検討する。 そして、 第三は、 利用者の特性を明らかにする。 3 . 介護を抱える生活構造 介護を抱える生活の特性を検討し、 支援目標の考え方と方法を明らかにする。 生活の中での生活活動、 人間関係とこれらの時間配分を手がかりとして生活の構造を明らかにする。 4 . 施設と在宅支援の特性 施設支援と在宅支援との関係を検討する。 日本の介護は家族による生活の中での介護が基本である。 家族が介護すべきの文化の中で、 社会的支援の果たし得る役割を検討する。 5 . 地域におけるケアシステム 地域におけるマーケット構造と市町村の役割を検討し、 支援の連携とマネジメント機能と役割を明らかにする。 また、 利用者の生活場所の流動を通して支援のあり方を検討する。 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
・実証的な研究を示します。
あるべき論は語りません。
皆さんの発表を基本とします。 ・講義は、 一回、 読みきり方式とする。 ・他教科よりも、 小説、 映画、 絵画、 音楽、 パーソンウオッチングをしてください。 ・皆さん方自身で、 先行文献も含めて資料収集しこれを分析します。 |
成績評価の方法 |
出席とレポート。 希望者にはレポートの添削を行います。 |
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