日本福祉大学 社会福祉学部

現代生活論 (昼)

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 2 後期 馬 場 康 彦

テ|マ 現代の生活問題と社会福祉

講義のねらい
 現代において国民を取り巻く社会的環境 (経済・環境問題・情報・国際関係等) が大きく変化している中で、 国民の生活もまた大きく変わってきている。 この生活変化は、 生活の社会化の進展を基礎として、 新たな生活問題 (新たな階層間格差の広がりや貧困化の問題等) を生起させている。 この生活問題を生起させているメカニズムを生活経済 (家計) の視点から解明し、 国民の社会保障・福祉ニーズの現代的広がりの基礎を明らかにする。

講義のながれ
1 . 現代生活論の課題
2 . 生活の社会化
3 . 生活の標準化
4 . 家計の社会化
5 . 共働き世帯の家計
6 . 家計の金融化
7 . 高齢者家計の特徴
8 . 在宅介護費用
9 . 生活の国際比較 (日米比較)
10. 生活の国際比較 (日韓比較)
11. 現代生活の特徴
12. 現代の生活問題と社会福祉の展望

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 講義の前に、 前もってテキストを読んでくること。 そして疑問点、 問題点を明確にして講義にのぞむようにすること。

成績評価の方法
 出席と試験の総合点で評価する。

テキスト 馬場康彦著 『現代生活経済論』 ミネルヴァ書房



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