日本福祉大学 経済学部

環境経営

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 3 前期 向 井 征 二

テ|マ 環境をすべての要素に取り入れた環境経営のあり方を考える

講義のねらい
 環境経営の重要性への理解は、 先進企業から中小企業へ、 さらに国、 自治体まで急速に広まりつつある。
 この動きを踏まえて、 環境経営の諸要素を網羅的に解説し、 環境をめぐる社会の動き、 世界の動きへの学生諸君の関心を高めるとともに、 将来の進路選択のための情報としても役立てて欲しいと考える。

講義のながれ
1. 環境経営とは何か
2. 環境経営とリスクマネジメント
3. 環境配慮型製品・サービスの開発とグリーンコンシューマー
4. 生産活動における環境配慮の事例
5. グリーン調達の波及効果
6. 自治体における環境経営
7. 環境マネジメントシステムの理解
8. 環境情報の開示と持続可能性報告書
9. 環境パフォーマンス評価と環境会計
10. 環境と再生可能エネルギー
11. 環境先進国における環境経営の事例
12. 環境ビジネスの事例
13. 新たな環境経営指標

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
1. 環境報告書を入手し、 講義で学んだ基本知識を実際例で理解することを推奨する。
2. インターネットで最新の環境情報を学習することも望ましい。

成績評価の方法
 いくつかのテーマの中から選択させ、 小論文の宿題形式で中間に 1 回、 最終で 1 回の計 2 回、 理解度をテストする。
 評価方法は、 中間課題レポート 30%、 期末課題レポート 50%、 出席回数 20%とする。

テキスト 適宜レジュメを使用する。



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