人的資源管理 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
4 | 3 | 後期 | 関 口 和 雄 |
テ|マ | 企業変革期の人的資源管理 |
講義のねらい
|
「人的資源管理」 とは、
企業における人材の能力アップと有効活用を追求する経営の問題領域である。
日本企業では、 経営資源のなかでも 「人的資源」
を何よりも重視した経営システムを作り上げてきたが、
今や世界的な大競争時代にあって、
大きな変革のうねりに洗われている。 さらに、
同時にグローバル化、 情報化の進展、 人口の高齢化、
女性の職場進出といいた激動のなかで、
人的資源管理においては、
競争力の強化をはかるために、
雇用の流動化と多様化といった動きが顕著となっている。 この講義では、 変貌する人的資源管理に焦点をあて、 その構造とダイナミズムをとらえたうえで、 企業における組織と人間の基本的な問題について理解を深めていくことを目的とする。 |
講義のながれ |
PartT 企業経営と人的資源 第 1 講 Welcome 第 2 講 企業経営と人的資源管理 第 3 講 内部労働市場と外部労働市場 第 4 講 日本型人的資源管理システムの特質 第 5 講 知的熟練の形成とヒューマンウェア技術 第 6 講 年功型賃金の特質 第 7 講 企業環境の変貌と人的資源管理の課題 PartU 人的資源管理システム 第 8 講 採用・配置・異動 第 9 講 能力開発と教育訓練 第10 講 人事評価 第11 講 昇進・昇格 ― 管理職と専門職 第12 講 賃金と福利厚生 第13 講 労働条件 第14 講 労使関係と労働組合 PartV 組織の中の人間 第 15 講 働くことの意味をたずねて! 第 16 講 仕事へのモチベーション 第 17 講 職場における人間関係と心理 第 18 講 職場集団のダイナミズム 第 19 講 組織におけるリーダーシップ 第 20 講 職場のストレスと心の健康 PartW 新しい時代の人的資源管理の課題 第 21 講 経営戦略と人的資源管理 第 22 講 高齢化の進展と人的資源管理 第 23 講 働く女性の人的資源管理 第 24 講 サービス化の進展と人的資源管理 第 25 講 中小企業における人的資源管理 第 26 講 病院・福祉施設における人的資源管理 第 27 講 自己実現を求めて! 第 28 講 新しい時代の人的資源管理の展望 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
(1)
テキストにしたがって学習すること (2) 参考文献を 1 冊読むこと (3) グループ研究に取り組むこと |
成績評価の方法 |
講義への参加 30% テキスト学習 20% 読書レポート 20% グループ研究 30% |
テキスト | 関口和雄 『人的資源管理』 日本福祉大学 |
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