| 日本経営論 |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
|---|---|---|---|
| 4 | 3 | 通年 | 岩 田 龍 子 |
| テ｜マ | 日本型経営システムの構造と機能−卒業後の世界はどんな世界か？− |
| 講義のねらい |
| 皆さんの大部分が、
大学卒業後に、 活躍の舞台として入ってゆく
「実社会」 は、 どのような世界なのか。 皆さんは、
どのような条件のもとで活躍することになるのか。 この社会を構成する経営組織は、 かつて日本の高度経済成長を担った組織である。 それはどのようにして目の醒めるような活力を発揮したのか。 環境変化、 長引く不況の中で、 それは現在どのような困難に突き当たっているのか、 今後、 求められる新しい経営モデルはどのような構造をもつものになるのか。 時代・新しい組織が求める人材とは、 どのような人々なのか。 こういった問題についていっしょに考えてみたいと思っている。 |
| 講義のながれ |
| 第 1 回 日本経営論学習の意味 第 2 回 経営の面白さ 事例研究 第 3 回 経営の面白さ 事例研究 2 第 4 回 組織と人材−日本における人材のイメージ 第 5 回 卒業後の世界 (1) 雇用・配属・職場のローティション 就職と就社 第 6 回 卒業後の世界 (2) 年功制の仕組とその社会的背景 第 7 回 年功制女子労働・最近の変化 第 8 回 社会によって異なるリーダー像 第 9 回 リーダーの型・王道と覇道 第 10 回 後継リーダーの選抜 第 11 回 リーダーの判断と決断 第 12 回 組織の活力 第 13 回 日本人の責任意識 第 14 回 組織と責任 第 15 回 日本人の人間関係 第 16 回 組織と高等教育 第 17 回 経営環境の変化と経営改革 第 18 回 社会の求めに応ずる新たな経営モデル 第 19 回 求められる人材観の変化 第 20 回 大学教育と人材育成 以上は、 ひとつの目安です。 若干の変更が予想されます。 |
| 学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
| 出席し、 議論し、
意見を書く平常の活動を重視する。 （参考文献） 岩田著 『日本の経営組織』 （講談社文庫）、 同 『日本的センスの経営学』 （東洋経済新報社） （手もとに少数、 希望者に） |
| 成績評価の方法 |
| 平常点を重視し、 期末テストで第二のチャンス。 期末テスト前に詳細発表。 |
| テキスト | 岩田 『日本の再生と人材』 （日本評論社） |
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