日本福祉大学 経済学部

地方行財政

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4 3 後期 斎 藤 友 之

テ|マ 住民本位のよりよい地方自治と自治体の創造

講義のねらい
 現代社会において、 地方自治は、 きわめて重要な位置をしめています。 これは何も日本だけのことではありません。 通常、 私たちは、 必ずどこかの自治体の住民であり、 「ゆりかごから墓場まで」 と言われるように、 生まれてから死ぬまで、 自治体のサービスを受け続けることになります。 それゆえ、 私たちは、 地方自治とその理念を具体化する装置である自治体の仕組みと動きを理解しなくてはなりません。 そして、 住民本位のよりよい地方自治と自治体を創造していくことが重要となります。 その際、 重要となる制度 (仕組み) と実態 (動き) について、 映像を交えながら講義していきます。 また、 諸外国の制度についても紹介していきます。

講義のながれ
T. 地方自治の概念
第 1:地方自治の概念
第 2:地方自治の類型
第 3:世界の地方自治
U. 地方自治の歴史と現状
第 4:明治憲法下の地方制度
第 5:現行地方自治制度の沿革
第 6:地方分権改革
V. 自治行政の構造
第 7:自治体の意義と種類
第 8:自治体の区域と事務
第 9:自治体の自治立法権
第 10:自治体の組織・機構
第 11:政府間関係
W. 自治体組織と人事
第 12:行政組織と行政改革
第 13:公務員制度
第 14:小テスト X. 自治体財務の構造と運営
第 15:財政の基本原則と運営
第 16:政府間財政関係
第 17:財源と経費
第 18:予算制度
第 19:自治体の事業経営
Y. 自治体の政策過程
第 20:行政活動と政策
第 21:政策過程
第 22:政策評価
第 23:政策法務
Z. 市民と自治体の関係
第 24:ローカル・ガバナンス
第 25:行政の責任と統制
第 26:小テスト

学ぶ上での注意・担当教員からの希望
 以下の 4 点を考慮に入れて履修していただきたい。
@セメスター (半期) で 2 限連続の講義に耐えられること
A積極的に質問や意見が述べられること
Bレポート等の提出期限を守れること
C毎回出席できること

成績評価の方法
@レポート 2 回 (各 25 点)
A授業中の 5 肢択一による小テスト 2 回 (各 25 点)
 以上、 レポートおよび授業内のテストを総合評価する。

テキスト 適宜レジュメを使用する



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