統 計 学 A |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 1 | 前期 | 近 藤 万 峰 |
テ|マ | データ分析の基礎を身につけよう |
講義のねらい |
今日、 私達の身の回りには、
様々なデータが散在しています。 しかし、
データを入手したとしても、
それをただ漠然と眺めているだけでは、
何ら情報を得ることはできません。
手元にあるデータを活かすためには、
何をすれば良いのでしょうか? まず、 データを分かりやすくまとめる必要があります。 例えば、 数字の小さい順にデータを並び替えてみたり、 表・グラフを作成したりするのです。 その次に、 データの特徴を表す値を徹底的に調べていきます。 こうした簡単なステップを踏むだけでも、 データから、 実に多くの有益な情報を引き出すことができるのです。 このようなデータの分析手法は、 経済学の諸分野の学習や研究においても盛んに活用されており、 経済学を志すみなさんにとって、 統計学を学ぶことの意義はますます高まっていると言っても過言ではないでしょう。 本講義では、 記述統計学の基礎を、 できるだけ具体的な例と関連づけながら講述します。 |
講義のながれ |
差し当たり、
下記のシラバスの 4 に相当する内容まで講義します。
その後、 時間的余裕があれば、 5
の内容にも入っていきたいと思います。 1. イントロダクション −経済学における統計学の役割− 2. データの種類 3. データのまとめ方と特性値 その 1 4. データのまとめ方と特性値 その 2 −度数分布を用いたケース− 5. 2 変数の相関 |
学習条件・履修上求められるもの |
本講義で扱うトピックスは、 「記述統計学」 と呼ばれる統計学の最も土台となる内容です。 この手法は、 経済学のどの分野においても適用可能なものなので、 専攻に関係なく修得することが望ましいでしょう。 なお、 不可解な箇所は、 気軽に質問して下さい。 |
成績評価 |
平常点 (不定期にとる出席、 小テスト) と期末試験の点数を総合して評価を行います。 試験の点数に加え、 平常点も重視します。 |
テキスト | テキスト:D.ロウントリー
『新・涙なしの統計学』 新世社 参考文献:木下宗七編 『入門統計学』 有斐閣 (やや、 意欲的な文献) |
(C) Copyright 2003 Nihon Fukushi University. all rights reserved. |
本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |