現代のアジアB |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 |
1 | 後期 | 胡 桂 蘭 |
テ|マ | アジアの中で最も急成長を遂げつつある国─中国 |
講義のねらい |
近年、
アジア経済危機や先進諸国の長引く不況の中で、
中国だけが急速な経済発展を遂げている。
中国の急成長に、 全世界が注目している。 目下、
世界各国の企業が中国に進出し、
世界中の進んだ価値観や経営ノウハウが中国に持ち込まれている。
2008 年の北京オリンピックを待たずして、 今、
経営オリンピックが展開されている。
中国での企業間競争は激烈であり、
「中国で競争に勝てば、 世界のどこでも勝つ」 が、
中国に進出している外資系企業や中国の地場企業の合い言葉になっている。 日本と中国は一衣帯水の隣国であり、 今後、 両国の経済・文化のつながりがいっそう強くなり、 「ヒト、 モノ、 カネ」 の交流が深化していく。 日中がますます友好関係を推進し、 互いの相互発展を実現するためには、 もっと中国を知り、 理解を深めることが重要である。 本講義の目的は、 授業を通じて、 日本のすぐ隣国である中国の歴史、 文化、 社会、 政治及び近年の経済発展について、 さまざまな角度から考察をすすめ、 理解を深めることである。 |
講義のながれ |
1−2 中国の歴史と文化:中国の諸地域の違い、
食文化・茶文化 3−4 中国の社会と中国人の生活:中国人の価値観と行動、 個人主義と能力主義 5 中国の政治と法律:社会主義と共産党、 中華人民共和国憲法等 6 中国の経済発展と外資導入 7 中国人の消費動向 8 上海、 浦東、 中国―シンガポール蘇州工業園区国際科学技術園区の大開発 9 中国の国営企業と私営企業 10 沿海と内陸の格差 11 日本企業の対中国投資 12 日本企業の企業文化の中国での適応性 |
学ぶ上での注意・担当教員からの希望 |
学生が積極的に意見や感想を述べることを歓迎する。 授業内容に関して、 レポートを書いてもらうこともある。 |
成績評価の方法 |
出席状況、 レポート及びテストによる |
テキスト | 最初の授業で指示します。 |
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