科目名[情報システムコース]システム情報ユニット
卒業研究T (21 クラス)
時 限金−4教 室318

単 位 数学年配当開講期間担 当 教 員
43通年杉 江 日出澄

テ|ママイクロコンピュータやシーケンサによる制御, またはコンピュータ言語や数値解析に関する基礎知識を習得させ、 卒業研究Uへの準備過程とする。

講義の概要・ねらい
 ユニット専門演習の成果を継承し、 より専門的かつ発展的な研究を個別指導形式で行う。 具体的には、 8 ビットまたは 16 ビットのマイクロコンピュータやシーケンサ (プログラマブルコントローラ) などによる機器 (生産機械、 生活機器、 福祉機器などを含む) 制御に関する専門知識の習得に努め、 企画・設計・開発能力を養い、 卒業研究Uへの準備過程とする。
 なお、 制御の研究に適さないかあるいは希望しない人には、 システムエンジニアに向けてのプログラム言語や数値解析の分野でのソフトウェア開発の指導をする。

講義のながれ
マイコングループ
@ 各自に 8 ビット PIC マイコンキットを 1 セットずつ配布する。
A PIC マイコンに関する専門書を輪読し、 ハードフェアを理解する。
B ソフトウェアのマシン語を習得する。
C マイコンキットを組み立て、 稼動させながら、 ハードやソフトの知識を完全なものにしていく。
D 卒業研究Uの方向付けなど準備を行う。

ソフトウェアグループ
@ 興味のあるソフトウェア言語を決める。
A その良書を輪読し、 理解を深める。
B 二冊目、 三冊目と順に追求する。
C 最後に応用に関する良書を見つけ、 卒業研究Uの方向付けと準備に入る。
D 就職面接で多くを語れるように、 なるべく前倒しで卒業研究を推し進める。

学習上の留意点
・知識の積み上げ型の学習となるので、 必ず指定日には出席すること。
・毎週、 進捗状況をチェックし指導する。
・電子部品の調達 (発注や購入) は各自で行う。 必要な物は個人研究費でサポートする。
・上級生からの指導などもある。 研究室内のチームワークを大切にすること。

成績評価の方法
 常日頃の学習や研究状況などを総合して判断する。

使用テキスト
 希望する分野毎に専門書を選定し、 複数の専門書を輪読形式で読破させる。 参考文献や参考著書も必要に応じて調査収集させる。



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