科目名現代社会と法制度時 限水−5

単 位 数学年配当開講期間担 当 教 員
42通年初 谷 良 彦

テ|マ法を学ぶ

講義の概要・ねらい
(1) 「法」 は他のさまざまな現象と関連をもちながら発展してきました。 ですから、 法を理解するには単に文言を解釈しただけでは不十分で、 この講義では法を通して社会を見、 人間を見ることをねらいとします。
(2) 現代社会において何が問題なのか、 自分はどうしたいのかをみんなで考えるための素材を提供します。
(3) 法学教育の目的は、 法的な知識と法的なものの見方・考え方ともいうべきリーガル・マインドを習得させることにあるといわています。 大切なのはリーガル・マインドを身につけることであって、 知識だけを身につけることではありません。 リーガル・マインドを養うには根気が必要ですが、 努力しましょう。

講義のながれ
第 1 〜 2 週 国民主権
第 3 〜 4 週 法の下の平等
第 5 〜 7 週 生命倫理、 自己決定権
第 8 〜 9 週 プライバシー権、 自己情報コントロール権
第 10〜15 週 情報社会と法
第 16〜18 週 環境権
第 19〜21 週 司法制度改革
第 22〜23 週 知的財産権
第 24〜26 週 地方自治、 住民投票

学習上の留意点
 適当な気持ちで受講しても単位はとれません。 ノートも教材もなしの受身ではリーガル・マインドを身につけることは無理です。 積極的な姿勢が望ましいです。 その点は承知してください。 一生懸命授業をしますので、 協力してください。

成績評価の方法
 成績評価は主として試験によります。

使用テキスト
 『憲法講義T』 初谷良彦著 (成文堂)



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