科目名情報処理 3時 限
*時限・教室は所属クラスによって異なる
単 位 数学年配当開講期間担 当 教 員
21後期鈴木 隆宏・宇野 伸一郎
磯貝 芳徳・水野 昇治
杉江 日出澄・山羽 和夫
*再履修クラスは前期開講予定
テ|マUNIX (Linux) の基本的な機能と操作法

講義の概要・ねらい
 Linux の利用方法の習得をめざして、 その基本的な機能や操作法を実習形式で学ぶ。 コンピュータの OS として、 UNIX (Linux を含む) と Windows が広く普及していることを考慮すると、 Windows のみの理解では不充分であり、 そのため当学部では一つの特色として、 この科目を開講している。 UNIX は、 本格的なソフトウェア開発に主に利用されるが、 コンピュータを正しく理解するためにもこの科目を受講する必要がある。

講義のながれ
 担当教員により多少異なる。 その一例を示す。
第 1 週 ガイダンス、 対話の開始と終了、 パスワードの設定など
第 2 週 簡単な指令とファイルの活用
第 3 週 文書データの編集―Mule の活用―
第 4 週 基本的な文書データ処理 データの抽出と整列、 逐次処理と流れ処理など
第 5 週 基本的な文書データ処理 並行処理と処理の中止・中断・再開など
第 6 週 ファイルの管理 ファイルのグループ化・階層化
第 7 週 ファイルの管理 ファイルの保護・集積・圧縮など
第 8 週 プログラムの翻訳と実行 基本的な翻訳・実行、 翻訳の最適化など
第 9 週 プログラムの翻訳と実行 デバッガの利用、 複数のプログラムの翻訳・実行など
第 10 週 gnuplot の利用 データや関数を、 2 次元あるいは 3 次元グラフ表示
第 11 週 ネットワークの利用 遠隔利用、 telnet、 ftp、 パソコンとのファイル転送など
第 12〜13 週 第 11 週までのテーマ終了者を対象に sed と awk 指令による文書データ処理など

学習上の留意点
・4 週以上欠席した者は自動的に単位を認めない。
・知識の積み上げ型の実習。 欠席すると以降の実習が理解できなくなるので注意すること。

成績評価の方法
・随時課題を与え、 結果の合否指導を行う。
・出席を重視し、 課題レポート提出を義務として評価する。

使用テキスト
杉江:『UNIX / Linux 基礎講座』 杉江日出澄著 森北出版 
鈴木, 水野:『わかる & 使える UNIX 基礎講座 入門編』 中井獏著 技術評論社
山羽:『UNIX ワークステーション入門』 小林ら著 東京大学出版会 
宇野, 磯貝:プリントを配布する。 その他は授業中に指示する。



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