|
芸術と人間U |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 2 | 後期 | 鞍 掛 昭 二 |
テ|マ | いろいろのジャンルや形の音楽を理解し、 背景となる人生を考える |
講義のねらい |
テレビや CD などのメディアを通じて、 音楽を自分に取り込んでいる人が大勢いる。 その人たちも時にはコンサートに出かけて、 生 (なま) の音楽を体感する喜びを味わっている。 あるいは演奏や作曲などの、 音楽のつくり手の側にまわっている人もいる。 現在の私たちの音楽との関わり方はさまざまである。 この講義では、 「講義のながれ」 に示したような観点から、 現代の音楽に取り組んでみるつもりである。 全地球的に行われている音楽のすべてを網羅することは不可能なので、 このような視点から音楽と人生との関わりを考えることで、 学生諸君の 「生涯音楽」 への手がかりとしたい。 講義では、 主に映像と音とで音楽をディスプレイしたい。 |
講義のながれ |
1 . みずからに問う−−−私の音楽と人間 2 . “多民族国家”アメリカの音楽 3 . 聴覚障害と音楽 4 . 口琴とホーメイ 5 . 指揮者のしごと 6 . 本学を出てプロのミュージシャンに 7 . 楽譜の読めない喜劇俳優がオーケストラを指揮 8 . 歌は民衆とともに−−−ロシア民謡 9 . 沖縄−−−心優しい人々の豊かな音楽文化 10. 神に捧げる音楽−−−バリ島のガムラン 11. 現代に生きる日本の音楽と演奏者 12. おらの三味線いのちの音の音だ−−−高橋竹山 本年度もおよそ同じような内容だが、 探しているテーマの取材ができれば新しいものに切りかえるつもりである。 上記のテーマは順不同である。 |
学習条件・履修上求められるもの |
リラックスした心と体で音楽を受けとめ、 感じ、 考えてもらいたい。 また、 歌うこともあるので気軽に応じてもらいたい。 また 「まとめ」 とか 「結論」 は出さない方針なので、 ご承知いただきたい。 「これもありか…」 と視野を拡げ、 形にはまった考え方を改めて柔軟な心で音楽を向き合って欲しい。 |
成績評価 |
(1) 出席評価 (毎回、 ミニレポートを出してもらう) (2) 本レポート (学期末に提出。 5 枚以上) |
テキスト | 使用しない。 毎回、 講義の内容をまとめたレジュメを配布する。 |
(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved. 本ホームページからの転載を禁じます。 |
![]() |