日本福祉大学 経済学部

社会教育課題研究

単位数学年配当開講形態教員名
43通年小 木 美代子

テ|マ社会教育・生涯学習課題の把握と解決に向けて実践力の育成に挑む

講義のねらい
 本講義は、 社会教育主事任用資格取得に必要なすべての科目を絡め、 まとめの位置にあたる。 したがって、 机上の学習はもとより、 諸機会に行った実習、 見学、 ボランティア活動、 調査などのフィールドワークも含めて発掘されてきた社会教育・生涯学習課題をより鮮明にさせるとともに、 解決に向けての方法・技術や報告書の作成の仕方についても学び、 まとめ上げていく。 また、 同じ学習仲間と成果を分かち合い、 共有するために、 “発表”というスタイルを考えている。
 いずれにしても、 社会教育・生涯学習施設は多種多様であり、 そこで働く職員や学習主体としての住民・市民も千差万別で、 学ぶほどにおもしろくなる (?) が、 それは、 社会教育・生涯学習主体の形成という営みに外ならないからである。

講義のながれ
1. 戦後の社会教育・生涯学習政策の流れ(1)
2. 戦後の社会教育・生涯学習政策の流れ(2)
3. 戦後の社会教育実践の評価と課題(1)
4. 戦後の社会教育実践の評価と課題(2)
5. 多様な社会教育・生涯学習施設とその実践
6. 成果発表に向けて
  −公民館、 その他の社会教育施設を中心に−
7. 成果発表(1)
8. 成果発表(2)
9. 成果発表(3)
10. 成果発表(4)
11. 成果発表(5)
12. 前期のまとめと後期に向けて

1. 戦後の図書館(学校図書館を含む)施策と実践
2. 戦後の博物館(子ども博物館を含む)施策と実践
3. 戦後の文化、 スポーツ施策と今日的動向
4. 諸外国の社会教育・生涯学習のとりくみに学ぶ(1)
5. 諸外国の社会教育・生涯学習のとりくみに学ぶ(2)
6. 成果発表に向けて
   −図書館、 博物館、 文化施設等を中心に−
7. 成果発表(1)
8. 成果発表(2)
9. 成果発表(3)
10. 成果発表(4)
11. 成果発表(5)
12. 後期のまとめと新たな飛翔

学習条件・履修上求められるもの
(1) 社会教育主事任用資格の総まとめに位置するので、 主体的に取り組む姿勢を望みたい。
(2) 各種の社会教育・生涯学習施設の見学や実習、 研究集会等にも参加し、 資料を収集しておくこと。

成績評価
 評価は、 出席状況と成果発表に向けての主体的な取り組み状況に、 前・後期にそれぞれ課題とするリポート2本 (発表を含む) の成績を総合させて行う。

テキスト社会教育推進全国協議会編 『社会教育・生涯学習ハンドブック〔第6版〕』 エイデル研究所、 2000年



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