日本福祉大学 経済学部

社会福祉援助技術現場実習指導

単位数学年配当開講形態教員名
23その他ク  ラ  ス

テ|マ社会福祉実習

講義のねらい
1. 社会福祉援助現場実習の意義について理解する。
2. 現場実習を通して、 大学で学んだ 「専門知識」、 「専門援助技術」 及び 「関連知識」 の内容の理解を深める。
3. 実践的な技術等を実際に活用し、 介護を必要とする老人や障害者等に対する“相談援助業務”に必要となる資質・能力・技術を習得する。
4. 福祉に関する相談援助の専門職 (社会福祉士) としての自覚を促し、 専門職として求められる資質、 技能、 倫理、 自己に求められる課題把握等、 総合的に対応できる能力を習得できるようにする。

講義のながれ
前 期
1. 自己の選択した実習分野と施設・機関について基本的な学習を深めるとともに、 倫理綱領などの学習を行う。
2. 実習の意義や目的を理解し、 適切な実習計画を作成する。
3. 配属実習が効果的に行われるように、 学生が実習計画案をもとに実習先の実習指導担当者と十分協議し、 実習が確実に実施できるように実習計画を作成させる。
4. 実習中の巡回指導を行なう。

後 期
1. 実習内容について達成度を評価し、 必要な個別指導と集団指導を行う。
2. 実習記録にもとづく実習報告集 (実習総括レポート) を作成する。
3. 実習報告会を開催する。

学習条件・履修上求められるもの
1. 社会福祉士国家試験受験資格取得のために必要な実習科目である。
2. 3年次で4週間180時間以上 (24日以上) の実習を行なうことを基本とする。 但し、 夜間主の学生で勤務の都合によるもの、 又は身体的条件により、 3年次2週間、 4年次2週間と分散して行なうことができる。
3. 4月から7月までの間に行なう実習事前教育の授業に1/3以上、 欠席したものは実習することができない。
4. 実習期間は原則として夏季休暇中に行なうこととする。

成績評価
1. 配属実習の実施、 レポート及び配属先の評価、 授業への出席状況を勘案し、 合否で判定する。
2. 9月から12月の実習事後教育の授業に1/3以上欠席したものは評価対象外とする。

テキスト実習クラス共通のテキスト1冊を下記に定めます。 クラスによっては、 この他にテキストが指定される場合もありますので、 クラス指導員の指示に従ってください。
宮田、 川田、 米澤、 加藤、 野口編 『三訂社会福祉実習』 中央法規



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