日本福祉大学 経済学部

社会福祉方法各論U(夜)

単位数学年配当開講形態教員名
23後期牧 村 順 一

テ|マコミュニティを基盤とした社会福祉援助方法・技術

講義のねらい
 現在の社会福祉活動実践には、 直接援助技術 (ケースワーク、 グループワーク等) の理解とともに、 間接援助技術 (コミュニティケア等社会福祉援助技術) の理解が不可欠のものとなっています。 この間接援助技術は、 直接援助技術の背景となる基盤づくりを担い、 各種社会資源の整備、 住民参加の福祉活動実践等に不可欠の技術であり、 地域特性の総合的な把握と認識、 対象への働きかけの方法・技術、 地域の各種社会資源の運営管理方法・技術、 地域福祉計画の策定等の、 専門的な方法・技術によって成り立っています。
 いま地域福祉の実践現場では、 住民のニーズを把握し、 その背景の理解とともに、 ニーズを充足するための具体的実践方法等を、 的確に企画し実践するコミュニティワーカーが強く求められています。 この職務遂行に不可欠の方法・技術として、 実践事例を踏まえ、 社会福祉援助技術を学びます。

講義のながれ
(1) 間接援助技術の内容・性格・領域
(2) 地域援助技術の歩みとその概念
(3) 地域組織化と福祉組織化
(4) コミュニティワーカー
(5) 地域援助の基本的性格
(6) 地域の診断と福祉の診断
(7) 地域組織化の方法
(8) 社会福祉調査の基本的性格
(9) 統計調査法における調査技術
(10) 社会福祉調査技術−1−
(11) 社会福祉調査技術−2−
(12) 社会福祉運営管理の概念
(13) 社会福祉法人の運営管理
(14) 民間福祉サービスの運営管理
(15) 社会福祉計画と地域福祉計画

学習条件・履修上求められるもの
 講義形式で進めますが、 テーマに応じて学生のみなさんと意見交流を図りたいと思います。

成績評価
 基本的には、 定期試験によります。

テキスト福祉士養成講座編集委員会編集 『社会福祉援助技術論U (各論U)』 中央法規



(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。