日本福祉大学 経済学部

経済経営情報演習

単位数学年配当開講形態教員名
22後期森 本 正 昭

テ|ママーケティング・データ分析法

講義のねらい
 マーケティングデータを分析する方法にどんな手法があり、 どのような場面でそれらは使用できるかを体系的に明らかにする。 市場、 商品、 消費者の周辺から得られるデータは多種類多量なものがあるが、 それらを対象にして市場の構造や消費者行動を理解するためには、 情報処理の方法、 データ分析の方法に詳しくなる必要がある。 この演習ではこれらに対する基礎的理解と実習を通してマーケティング感覚をつかむことがねらいである。

講義のながれ
1 マーケティング分野でよく使う分析法にどんなものがあるか。
2 データ分析法の種類とデータの形態から見た分類
3 データの入手法と各分析法の考え方を理解する。
4 事例演習
 1) 広告費、 セールスプロモーション費と売上高との関係
 2) 視聴率を予測する。
 3) 入りやすい店舗、 入りにくい店舗の決め手は何か。
 4) パターン分類の方法とクラスター分析。
 5) 調査の実施と集計分析の実際

 注〉事例は変更することがある。

学習条件・履修上求められるもの
 講義と演習の中間ともいうべき方法で授業を進めていく。 単にパソコンソフトをどう操作すればよいかという問題ではなく、 必要なデータをどのようにして入手するかが先ず大切である。 さらに分析法についての基礎的知識が必要である。

成績評価
 課題提出と実習事例に対して的確な解析を行っているかどうかが問われる。

テキスト下記の参考文献から要約したレジュメを毎回配布する。
森本正昭ほか 『パソコンによるデータマイニング』 (日刊工業新聞社)
エスミ 『Excelアンケート太閤 (集計編)」 と 「同 (解析編)」



(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。