日本福祉大学 経済学部

福祉工学

単位数学年配当開講形態教員名
23前期野 村 忠 生

テ|マ連携による福祉用具開発を学ぶ

講義のねらい
 我が国の急速な高齢化に伴い、 多様なニーズに対応するため、 地域産業界では福祉用具関連分野の成長とともに開発が活発化している。 本講義では、 現場の医療福祉関係者との“福祉用具”の連携開発支援をしてきた立場から、 産業化に係わる地域資源の連携 (医療福祉サービスと研究の現場) の現状について開発指導・支援の失敗と成功事例、 その問題点について、 理解が深められるようにするとともに、 福産学官の連携開発の方法を学ぶ。

講義のながれ
1. 福祉工学とは
2. 福祉用具産業の現状
3. 福祉用具のニーズとの適合
4. 開発事例−(企業失敗例)
5. 開発事例−(企業成功例)
6. 連携支援−(ユーザ:障害者・高齢者)
7. 連携支援−(産学官連携)
8. 大学・国研の研究成果の連携事例
9. 開発支援制度と地域の仕組み
10. 共用品・ユニバーサルデザイン
11. ユーザ・企業の開発事例発表と交流
12. 今後の課題

学習条件・履修上求められるもの
 最新の連携プロジェクトによる具体的な開発支援事例 (成功・失敗) をもとに講義を行うので、 ユーザや企画・開発スタッフの視点で参加、 理解を深めること。

成績評価
授業内レポートなどによって総合評価。

テキスト講義資料は毎回配布する。



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