日本福祉大学 経済学部

福祉情報産業論

単位数学年配当開講形態教員名
23後期後 藤 順 久

テ|マ事例から見る福祉情報化と関連産業

講義のねらい
 介護保険制度導入後、 一気に福祉分野の情報化が進んだといわれる。 しかし、 情報化によって課題が顕在化したことも事実である。 こうした課題を整理した後、 福祉情報の意義や福祉情報化を支える情報技術 (IT) について学習した後、 各企業が構築したシステムの事例を紹介し、 福祉情報化の課題を確認し、 情報化によって地域とともに課題を解決できる福祉産業のあり方を考える。

講義のながれ
(1) 介護保険導入後の高齢者福祉分野の課題
(2) 利用者から見た福祉情報
(3) 福祉情報化を支えるIT
(4) センサーを利用した安否確認システムの事例
(5) 小規模自治体における福祉情報システムの事例
(6) モバイル情報環境によるシステムの構築事例
(7) 離島における先進的保健福祉情報システムの事例
(8) 福祉分野のマッチングシステムの事例
(9) 介護保険対応の情報システムと開発企業
(10) 福祉情報化の課題と産業の育成
(11) 試験

学習条件・履修上求められるもの
「情報処理演習」 の履修が前提である。 明確なスケジュールに従って進行するので、 欠席すると理解が著しく困難となる。

成績評価
レポートおよび試験により評価を行う。 場合によっては、 ノートの提出を求める場合がある。

テキスト特に指定しない。



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