日本福祉大学 経済学部

経済理論UA・B

単位数学年配当開講形態教員名
41前期谷 地 宣 亮・上 田 和 宏

テ|ママクロ経済学の基礎を学ぶ

講義のねらい
 経済学のなかでマクロ経済学と呼ばれる分野の基礎を講義する。 それは経済を国という単位でとらえる。 なぜ景気が良くなったり悪くなったりするのか、 政府による経済政策は効果があるのかなど、 私たちが直面する多くの経済問題は、 マクロ経済学を通して分析することができる。
 理論は現実を見るための 「めがね」 のようなものである。 将来、 さまざまな経済問題を理解し考えてゆくための基礎を身に付けてもらいたい。 また経済学を初めて勉強する際に出会う多くの専門用語に親しむことを重視するので、 それらの用語を使いこなせるようになってもらいたい。

講義のながれ
 講義は主にテキストのPart1 (5章の前半まで、 ただし2章を除く) を学習することを目標とする。 また、 経済学の歴史や、 皆さんが生まれてから今日までに焦点を置いた日本経済の概観も講義で取りあげる予定である。
講義の流れは, ほぼ以下の通りである。 (括弧内は予定講義回数)
1. ガイダンス (1回)
2. 経済学とはどのような学問か (1回)
3. 経済学の歴史 (1回)
4. マクロ経済学とは (5〜6回)
5. 有効需要と乗数メカニズム (5〜6回)
6. 日本経済概観 (2回)
7. 貨幣の機能 (5〜6回)
8. マクロ経済政策 (2回)

学習条件・履修上求められるもの
ほぼ毎週宿題が出されるので、 それをすることが求められる。

成績評価
 成績は、 宿題 (約20%)、 中間試験 (約35%)、 期末試験 (約45%) などを総合して評価する。 基本的な事項について理解できていると評価できる場合に単位は与えられる。 詳しくは講義において示す。

テキスト伊藤元重  『入門経済学 第2版』 (日本評論社)



(C) Copyright 2002 Nihon Fukushi University. all rights reserved.
本ホームページからの転載を禁じます。