日本福祉大学 経済学部

芸術文化A・B

単位数学年配当開講形態教員名
43通年山 田 彊 一

テ|マ芸術と旅から文化を考察

講義のねらい
 芸術とは生そのもの。 おもしろい人生とは、 芸術が豊富にあること。 こんな自由な発想で世界の美術を語っていきます。 授業は文献から得た内容ではなく、 私が体験したこと現地で見た印象からまとめていきます。
 私のアフリカ、 南米、 パプアニューギニア、 コーカサスなどへの冒険旅行をベースにして、 その面白さや危険を、 人間の生き方とかませて語ります。
 その中でデザイン学、 美術心理学、 美術館学、 民族芸術学などまで踏み込んでいく予定でもあります。
 この一年の講義で私の長い人生で知り得た、 生きる為のノウハウを全て語ります。

講義のながれ
1. ブランドのデザイン、 芸術の裏側を知る。
2. アフリカの生活やその中でのアート
3. ピカソはどうして生き残ったのか。
4. 福祉の国スウェーデンやデンマークのアート
5. 19世紀末のアール・ヌーボーやアール・デコ
6. 老人に優しい街、 名古屋のデザイン感覚
7. 三大長寿郷南米ビルカバンバの性とアート
8. 三大長寿郷パキスタン・フンザ王国の性とアート
9. 三大長寿郷コーカサス・グルジアの性とアート
10. 心理学とアートの関係
11. 男と女の違い。 そして女性画家達
12. 一妻多夫チベットの社会とアート
13. パプアニューギニアの現状 (性とアート)
14. ドイツ社会と現代美術
15. トルコ (回教社会) の文化やその男社会
16. スペインの画家ゴヤやダリの面白さ。
17. ギリシャ、 ローマ美術の興亡
18. キリスト教社会での美術の有様
19. ルネッサンスでのアートの復興
20. 王侯美術から大衆美術への移行
21. 芸術の始まりと浮世絵の役割
22. 後期印象絵画ゴッホ、 ゴーギャン、 セザンヌの登場
23. 戦後アメリカンアート。 アクションからポップへ。
24. 豊田市美術館と名古屋市美術館の見方

学習条件・履修上求められるもの
 この講座は本を買ってもらうことを求めません。 全て私のプリントで行います。 また、 皆さんからの質問も重要視しています。 美術関係の本を読んで、 わからない点、 おかしい点があったらどんどん質問してください。 美術と経済を頭に入れた質問も望んでいます。 図書館などで私の私の著した本を読んでもらえるとテストにはバッチリです。

成績評価
 毎時間出席カードを書いてもらいます。 その出席数と夏の課題で評価の半分、 残りは期末テストで評価したいと思っています。

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