日本福祉大学 経済学部

くらしと経済A

単位数学年配当開講形態教員名
21前期上 田 和 宏

テ|マ私たちのくらしと経済とのかかわりを考える

講義のねらい
 今日、 私たちの経済は深刻な問題に直面している。 景気が悪く仕事がない、 おまけに日本企業が有利な条件を求めて、 海外に活動の場を求めることが増えたため、 国内で働く場所が減りつつある。 さらに政府の財政状況が悪いため、 医療費の補助や引退してから受け取る年金などの政府によるサービスが低下しつつある。 こうした問題は、 大学生の今や未来のくらしに大きな影響を及ぼす。 これらについて自分の頭で考えるためには、 経済の仕組みについてある程度理解しておくことが必要である。 この講義では、 こうした私たちのくらしに関わる経済問題をいくつか選んで、 それを理解するための入門的な講義をそれに詳しい担当者によるリレー講義で行う。

講義のながれ
講義は主に以下のような点に焦点をおいて行う予定である。

1 講義のながれについて
2 日本経済、 今
3 政府の活動と私たちのくらしとのかかわりについて
4 銀行など金融機関の活動と私たちのくらしとのかかわりについて
5 法と私たちのくらしとのかかわりについて
6 世界経済の動きと私たちのくらしとのかかわりについて
7 まとめ

学習条件・履修上求められるもの
 くらしと経済とのかかわりについて考えることがこの講義の目的であるから、 日々の新聞やテレビ、 インターネットなど、 さまざまな手段を用いて世の中の動きについてゆくことが求められる。

成績評価
 出席および期末試験 (形式は講義中に指示する) で成績評価を行う。 毎回、 簡単なメモを提出することを求めることになるが、 それによる理解度の評価も付加する予定である。

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