日本福祉大学 経済学部

日本の歴史B

単位数学年配当開講形態教員名
41通年高 部 淑 子

テ|マ生活者の視点からみる日本の歴史

講義のねらい
 古代から近現代までの日本社会の歴史を、 各時代で論点となるテーマを取りあげながら、 歴史の全体像をどのようにとらえればよいのかを考える。 中央政治の歴史だけではなく、 経済・社会・対外関係・文化など幅広い分野にテーマを求める。
 その際に、 以下の三つの点に留意したい。 第一は地域にある具体的な史資料を活用して、 そこから歴史的事実を読みとる。 第二は、 歴史的事実の基礎・背景にある各時代のさまざまな関係を明らかにする。 第三は、 その時代を生きた人々の視点から、 その時代がどのような時代であったかを描く。

講義のながれ
前 期
 第1週 ガイダンス 大学で学ぶ日本史
 第2〜5週 原始・古代
 第6〜9週 中世
 第10〜11週中世から近世へ
後 期
 第1〜5週 近世
 第6〜7週 近世から近代へ
 第8〜11週 近現代

学習条件・履修上求められるもの
 講義の際に配布する資料を中心に進める。 テキストは指定しないが、 高校の教科書も持参するとよい。 講義の内容に即した試験を行うので、 授業に出席してノートをとることが単位取得には不可欠である。 なお、 原始から近現代までの通史の形態をとるので、 教職希望者はこの科目を履修することが望ましい。

成績評価
前期はレポート、 後期は試験を予定。 ほかに小レポート・授業に対する感想の提出などもありうる。

テキスト特に指定しない。 参考図書については必要に応じて講義の中で指示する。



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