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科目名生涯学習計画時限月−5教室104

単位数学年配当開講期間担当教員
42通年中 川 晴 夫

テ|マ住民の成長・発達保障と生涯学習計画のあり方

講義の概要・ねらい
 本講では、 戦後社会教育の理念や実践を確かめつつ、 今日の状況にふさわしい生涯学習計画の理論や実践の方向について探求する。
 そのために、 生涯学習の全国的動向やユネスコにおける 「学習権宣言」 「ハンブルグ宣言」 等を視野に入れながら、 子どもから高齢者までの対象の理解と現代的学習課題の把握に努め、 その発達と成長を保障する学習の方法と計画づくりについて考えていくこととする。

講義のながれ
1. 生涯学習計画とは (1 週)
2. 生涯学習論の動向と課題 (2〜4 週)
3. 地域社会と生涯学習 (5〜6 週)
4. 住民の生活課題・学習課題と教育計画 (7 週)
5. 対象の理解と組織化 (8〜19 週)
 (1) 子どもの学校外教育
 (2) 青年期教育
 (3) 成人の教育
 (4) 女性の教育
 (5) 高齢者の教育
 (6) 障害者の教育
6. 社会福祉と社会教育 (18 週〜22 週)
   ―ボランティア、 地域福祉と生涯学習―
7. 社会教育施設と職員 (16〜17 週)
   ―学習情報提供機能と学習援助―
8. 学校教育と生涯学習 (23 週〜25 週)
9. まとめ (26 週〜)

学習上の留意点
 前期終了時 (夏季休業中) に、 各自出身地の生涯学習に関するレポートの提出を求めるので予め了承されたい。

成績評価の方法
 出席状況を勘案のうえ、 試験 (レポート) とあわせ総合的に評価する。

使用テキスト
 使用しない。 レジメ、 プリント、資料を必要の都度配布する。



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