科目名[情報システムコース] システム情報ユニット
卒業研究U (21 クラス)
時限金−5教室318

単位数学年配当開講期間担当教員
44通年杉 江 日出澄

テ|ママイクロコンピュータによる制御に関する研究 Visual Basic や Visual C++ のデータベース・システムへの応用

講義の概要・ねらい
 卒業研究Tの成果を継承し、 より一層の専門的かつ発展的な研究に向けて個別指導を行う。 具体的には、 以下の調査・研究目標を掲げて行う。
(1) 8 ビット・PIC マイコンになるべく多くのセンサーや制御対象物を付け、 期待どおりの結果が得られるか確認する。 目的に応じた電子回路とソフトウェアの製作知識を蓄積する。
(2) 実社会で多用されている 16 ビット・M16C マイコンに関する知識も習得し、 (1) と同様な実用技術を蓄積する。
(3) 実社会では Access などのデータベース・システムが核となる様々な管理システムが稼動しており、 それらの更なる応用/適用拡大が期待されている。 Visual Basic や Visual C++ を用いて、 使う人に優しいシステムの開発を目指す。 各自一つの応用分野を定めて、 システム開発を行う。

講義のながれ
マイコングループ
(1) 各自が、 PIC または M16C マイコンを使って、 自分の興味ある電子回路をまず製作。
(2) 相当するソフトを投入し、 稼動状況を踏まえて、 改善/改良する。
(3) 応用力の拡充を目指して、 できる限りの電子回路を付加し、 複雑なシステムへと拡張する。 ON/OFF 制御、 AD/DA 制御、 パルス制御など一通りのことができるようにする。
ソフトウェアグループ
(1) 人に優しいシステムとは何か。
(2) まず、 自分の興味あるシステムを開発し、 稼動させる。
(3) 研究室の同僚などに評価してもらい、 改善すべき点を洗い出し、 改善/改良する。
(4) 必要に応じて実社会から、 実用面からの評価を受ける。 これらを繰り返し、 よい良いシステムに仕上げていく。

学習上の留意点
・知識の積み上げ型の学習となるので、 必ず指定日には出席すること。
・毎週、 進捗状況をチェックし指導する。
・電子部品の調達 (発注や購入) は各自で行う。 必要な物は個人研究費でサポートする。
・研究室内のチームワークを大切にすること。

成績評価の方法
 常日頃の学習や研究状況などを総合して判断する。

使用テキスト
 研究室に常設の専門書や文献や参考書、 各自の所有する専門基礎図書



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