科目名身体科学時限月−4教室102

単位数学年配当開講期間担当教員
22後期岡 川   暁

テ|マからだの“はたらき”、 からだの“つくり”を探る

講義の概要・ねらい
 “運動すること”とは、 “からだ”に対してある種の“働きかけ”をすることである。 この“働きかけ”に応じて、 “からだ”は変わって行く。 心肺機能・筋肉・骨等、 変わるものはさまざまである。 本講義では、 “運動すること”により“からだ”が変わっていくプロセス・効果的な“からだ”の変えかたに主として焦点を当てて“からだ”の“はたらき”、 “からだ”の“つくり”を探ることを目的とする。
 身近かなところで、 文部省スポーツテストから話を始め、 前半では、 主として“ねばり強さ (持久性能力)”に関連する事項を、 その測定法などを含めて取り上げる。 後半では、 主として“ちから強さ (筋力・瞬発力)”に関連する事項を、 “からだ”の“つくり”にかなった、 合目的的なトレーニング法なども含めて取り上げる。

講義のながれ
第 1 週 体力とは?、 体力を“はかる”とは?
第 2 週 文部省スポーツテスト
第 3 週 エネルギー供給機構
第 4 週 酸素摂取量と Vo2max
第 5 週 無酸素性作業閾値
第 6 週 心拍数とは?
第 7 週 心拍数の応用と主観的運動強度
第 8 週 エネルギー供給能力からみた体力と、 その測定・推定
第 9 週 エネルギー消費量の算定
第 10 週 メディカルチェックと運動処方
第 11 週 持久力向上のためのトレーニング
第 12 週 身体組成
第 13 週 機能解剖学その 1 (四肢のつくり・動き)

学習上の留意点
 福祉情報ユニットを希望する者は、 ユニット専門演習で実習する測定について取り上げるので、 必ず受講すること。

成績評価の方法
 テスト、 他に基づいて行う。 また、 毎回ミニ・レポートを書いていただく。 これは、 受講者の意見・経験等を書いていただくためなので、 あらかじめ了解されたい。

使用テキスト
 使用しない。



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