単位数 | 学年配当 | 開講期間 | 担当教員 |
4 | 3 | 通年 | 斎 藤 夏 来 |
1960 年代の 「高度経済成長」 をへて、 「近世」 に成立した日本社会の基本的な枠組みが大きく変化しているといわれている。 現代の歴史家たちは、 自分たちの生きる時代もふまえながら、 近世という時代をどのような時代・社会と考えてきたのか、 また近世からみると、 現代社会のどのような特徴がわかるか。 いわば 「現代と近世の対話」 を通じ、 時代や社会の変化をダイナミックにとらえる視角を養いたい。 |
前 期 (1) 日本や世界各地域における 「近世」 という時代区分の使われ方、 (2) 日本の戦後歴史学で有力となる 「封建制」 という時代区分との関係、 (3) 以上をうけた最近の 「近世」 をめぐる諸発言、 などについて検討する予定。 後 期 「日本」 という枠組みを前提においた前期の議論もふまえつつ、 「世界史レベルの近世成立」 とその一部としての日本、 という視角について検討・紹介したい。 |
授業ごとにレジュメ (資・史料) を配付し、 受講者の考察も促しつつ説明を加えるスタイルをとる予定。 |
前期と後期の最終授業時間に 「もちこみ可」 で試験を行う予定。 詳細は口頭で説明する。 |
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