介護福祉論 (保)

単位数学年配当開講形態教員名
22集中白 井 みどり

テ┃マ施設および在宅における要介護者の特徴を知り、 介護の役割と援助技術について学ぶ

講義のねらい
 急速な高齢化、 家族役割の変化などによる家族介護力の低下、 要介護者の生活者としてのニードの多様化により、 家族介護者の代わりだけではなく、 専門職としての介護者の養成が急務となっている。
 介護を必要とする人々が施設・在宅のいずれにあっても、 生活者として質の高い生活を営めるように支援するには何が必要だろうか。 また専門職の行う支援とは何だろうか。
 福祉・保健・医療の動向を踏まえて、 科学的思考に基づくケアを提供するために必要な基礎知識と技術について解説する。

講義のながれ
1     介護とは何だろう?
      (介護の理念と機能)
2〜3   介護の対象を理解しよう
   (発達の理解、 高齢者・障害者の特徴と健康問題)
4     健康生活とは何だろう?
      (健康の概念と保健行動)
5〜7   生活援助技術
      (日常生活行動と生活環境)
8〜9   特殊状況下の高齢者への援助
      (痴呆のある高齢者への援助、 救急・終末期の高齢者等への援助)
10    家族介護者の負担の理解と援助
11〜12  ケアプランと保健・医療・福祉サービス

学習上の留意点
 学生諸君の日常生活を振り返りましょう。 自らの生活に対する価値観や役割を考えること、 身近な要介護者に目を向けることが必要です。

成績評価
 基本的には筆記試験によって評価します。

テキスト津村智恵子・臼井キミカ編集 『介護実践ハンドブック』 日総研出版


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