国際流通経済

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 3 後期 近 藤 盛 夫

テ┃マ 国際流通経済

講義のねらい
 現在、 起こりつつある国際流通経済の大変化は、 「第二次流通革命」 といった状況である。 すなわち、 「消費市場の成熟化の進展」、 「海外からの参入など国際化の進展」、 「情報化社会の進展とインターネットによる新たな流通チャンネルの登場」 など、 変化は急速である。
 成熟社会の消費者へ対応するために、 グローバル化した企業間取引のネットワーク、 情報処理技術の進歩による E コマース市場の拡大、 すなわち 「流通産業の情報産業化」 が急速に進んでいる。 このような 「流通経済」 を歴史的、 社会的、 国際的に検討して、 グループ連結経営による競争力の強化や、 M&A を含む事業再編の動きまで展望して国際流通経済の理解を深める。

講義のながれ
(1) 流通の社会的役割と流通機構
(2) 流通機能:市 場
(3) 流通機能:物 流
(4) 流通機能:情 報
(5) 消費者と流通
(6) 生産者と流通
(7) 流通業の構造
(8) 小売業の諸形態
(9) 卸売業の役割と機能
(10) 流通・商業に対する公共政策
(11) 流通の国際化
(12) 国際流通経済の今後の動向

学習上の留意点
 理解を一層、 深めるために、 講義中に紹介する講義関連図書、 経済紙、 一般紙、 雑誌、 その他メディア媒体などから、 関連事項の情報を問題意識をもって把握する。
 

成績評価
 講義の内容に関連した複数の課題を提示し、 そのなかから一題を選択して、 レポートを作成、 提出させ、 評価する。

 

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