金融市場論

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4 3 通年 東   忠 尚

テ┃マ 金融取引の仕組みを解明する

講義のねらい
1. 金融取引は 「市場」 と言う場を通じて実現しています。 預金・貸出市場、 債券市場、 株式市場、 保険市場などで、 それらは資金の調達・運用の場であり、 実体経済の運営に欠かせない存在です。 その仕組みと運営のルールを知りましょう。
2. 金融市場では、 多種多様な商品、 例えば、 安全性の高い預金から、 リスクの大きい株式や投資信託などが取引されています。 それぞれの特性を探りましょう。
3. 近年、 金融技術の革新で、 新しい取引が続々と誕生しています。 電子マネー、 電子メール、 デリバティブなどがそれです。 それらが発生してきた背景、 そのメカニズムについても勉強しましょう。

講義のながれ
前期
 1. 金融取引とは
 2. わが国の金融機関の種類と特徴
 3. 金融市場の仕組み
   預金・貸出市場
   債券市場
   株式市場
   保険市場
   消費者金融市場
   商工ローン
   リース市場
   外国為替市場
   公的金融機関
後期
 4. 金融市場と金利の関係
 5. 金融市場と実体経済の関係
 6. 金融市場と中央銀行の関係
 7. 金融派生商品 (デリバティブ)
 8. 電子マネーと新しい取引形態
 9. 金融機関経営とリスク問題
10. 金融自由化の課題

学習上の留意点
 出欠はとりません。 学びたい学生を対象にします。 私語は厳禁です。 問答形式で進めたいのですが、 学生諸君の受け入れ体制いかんにかかっています。
 

成績評価
 期末試験の成績によって決めます。 授業で説明した範囲から出題します。

 

テキスト プリントを中心にすすめていきます。


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