国際金融 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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4 | 3 | 前期 | 毛 利 良 一 |
テ┃マ | グローバル・マネー革命をどう考えるか |
講義のねらい |
国境を超える金融取引は急速に増大している。 ドル建て証券を買った人が円相場の急騰による為替差損に泣いた話。 巨額の資金流入に支えられていたアジア諸国が、 急激な資金流出による為替相場の下落、 外貨債務の急増によって、 通貨金融危機に転落した話。 金融のグローバル化は私たちの生活に大きな影響を持つようになった。 この授業では、 2 国以上の間での貨幣・金融取引から生じる様々な経済問題を、 理論、 制度、 歴史をふまえ、 最近のデリバティブやヘッジファンドなど、 マネー革命が持つ意味についても考えていきたい。 応用科目としての性格が強いので、 「国際経済」 「金融理論」 「金融市場論」 などをあわせて履修することが望ましい。 |
講義のながれ |
1- 2 国際決済と外国為替 3- 4 外国為替市場 5- 6 国際収支のしくみ 7- 8 為替相場の決定理論 9-10 国際通貨制度の展開 11-12 第 2 次大戦後における IMF の創設 13-14 ドル危機と変動相場制への移行 15-16 EU 通貨統合の展開 17-18 国際金融市場のしくみ 19-20 デリバティブ、 ヘッジファンド、 金融工学 21-22 アジア通貨・金融危機 23-24 ジャパンマネーの盛衰と円の国際化 |
学習上の留意点 |
新聞の経済記事を読もう。 テレビの国際経済・金融関連ドキュメンタリー番組を見よう。 授業中の質問・討論を歓迎します。 |
成績評価 |
出席 30 点+中間レポート 20 点+最終試験 50 点
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テキスト | 秦忠夫・本田敬吉 『国際金融のしくみ』 有斐閣、 1996 年 |
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