教育経営 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
---|---|---|---|
2 | 3 | 集中 | 末 吉 保 雄 |
テ┃マ | 教育の理念とこれを実現するための教育組識経営 (導入的論講) |
講義のねらい |
教育組織の経営は、 これを目的や方法と関連させて考える必要がある。 目的や方法によっては、
教育は、 非人間的にも、 反社会的にもなりうるからである。 人が、 人に対して行なう教育事業は、 あるべき人間についての思考や、
人がどうありたいかという願望と結びつく。 人にとっての教育とはどのようなことであるか。 どのような役割をはたすものであるか。
そのような教育についての理念的思考を基盤におくことなく、 単に、 制度や方法の効率のみを論じることは危険きわまりない。 講義は、 前半で、 教育の理念を問う。 そして後半では、 現行−あるいは、 改定案としての日本の教育諸制度の要点を概説する。 あわせて、 外国の実例と対比させ、 現状の問題性と、 今後の創造的な教育組織経営への展望と可能性を論じる。 |
講義のながれ |
1. 教育とは (定義) 2. 現代社会と教育 3. 教育の経済学 (1) 以上 第 1 日 (教育の理念) 4. 日本の教育制度 (1. 法制度) 5. 日本の教育制度 (2. 行政策) 6. 「学校」 と 「学校でない学校」 以上 第 2 日 (日本の教育体制) 7. 教育の経済学 (2) 8. 学校会計基準など 以上 第 3 日 (教育と経営) 9. 諸外国の例 10. 現在の課題、 近い将来の可能性 以上 第 4 日 (現状批判と展望) |
学習上の留意点 |
集中講義は 10 コマから成る。 毎コマごとに、 用紙を配布し課題を示すので、 約 200
字程度のレポートを書き、 各コマ終了時に提出すること。 ただし、 最終コマについては、 より長い、 まとまった文を、 後日提出する。 |
成績評価 |
上記、 10 のレポート提出者にのみ成績評価を行なう。 提出レポート全体を総合的に判定し、
基準に達した者に所定単位を認定する。 |
テキスト | 講義の進行にあわせ、 講義中に配布する。 |
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