| 日本経営史 |
| 単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
|---|---|---|---|
| 2 | 3 | 後期 | 曲 田 浩 和 |
| テ┃マ | 江戸から明治時代にかけての商家経営 |
| 講義のねらい |
| 江戸時代の商人たちが当時の社会を背景にどのように活動していたのかを考える。 江戸時代のなかでも時期によって、 商家経営のあり方は異なる。 全国的な流通が確立する元禄期と、 民間の力によって新しい流通を模索しようとする化政期の違いである。 幕府が意図する経済構造のなかで活躍する商人と、 その経済構造が崩れていくなかで生まれてくる商人たちである。 さらに明治時代に入り、 文明開化が叫ばれ、 殖産興業策が推し進められるなかで、 商家経営がどのように変化していったのか、 会社・企業の誕生を範囲としたい。 また知多半島の商家の事例も取り上げ、 地域性にも注目したい。 |
| 講義のながれ |
| 1.
江戸時代の経済と商家 幕藩制流通構造とは 士農工商のなかの商人 株仲間とは 2. 幕府御用商人 人材登用と育成 経営理念 帳簿の作成 3. 地方商人 経営の多角化 経営の拡大 4. 明治時代の商家経営 企業・会社の誕生 諸外国の影響 |
| 学習上の留意点 |
| 江戸時代と現在の社会の違いを考慮したうえで、
江戸時代の商人と現代企業の経営活動を比較して考えてほしい。 |
| 成績評価 |
| 授業時間中の小レポート (毎回) と、 期末試験による。 |
| テキスト | 特になし。 |
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