環境と開発

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 2 後期 斎 藤 千 宏

テ┃マ 途上国の人々の視点から地球環境問題を考える

講義のねらい
 1990 年代は、 国際社会で持続可能な発展 (sustainable development) が唱導された 10 年であった。 本科目では、 地球温暖化防止、 生物多様性の保全という 21 世紀において決定的に重要になる二つの課題に対して、 各国政府や国連、 多国籍企業、 地方自治体、 NGO・NPO がどのような取り組みをしているのか、 具体的な事例を通して考察を進める。 また、 発展途上国民衆の視点から、 持続可能な発展に向けての市場メカニズムの活用が、 どのように効果的に機能するのか (しないのか) についての分析を加える。

講義のながれ
 1. 日本の環境問題史−明治から高度経済成長期
 2. 日本の現代の環境問題
 3. 文明と環境破壊
 4. 開発途上国の国づくりと環境破壊
 5. 地球サミット
 6. 地球温暖化防止 その 1
 7. 地球温暖化防止 その 2
 8. 生物多様性保全 その 1
 9. 生物多様性保全 その 2
10. 環境経済学
11. エントロピーと経済
12. 環境自治体
13. 自動車の未来
14. エネルギーの未来
15. 貨幣の未来  

学習上の留意点
 2〜3 回の講義のたびに、 不明点などの質問を作成する時間を設ける。 翌週に (私は) 答える。 ビデオを援用した授業を心がけたい。
 

成績評価
 小論文形式の試験を実施する。 ノート持ち込み可能。

 

テキスト なし。 資料配布。


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