教育心理学 |
単位数 | 学年配当 | 開講形態 | 教員名 |
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2 | 3 | 前期 | 伊 藤 篤 |
テ┃マ | 家庭・学校・地域における教育的働きかけのあり方 |
講義のねらい |
子どもへの教育的働きかけの機能が低下していると近年はよく耳にする。 家庭では養育機能が弱くなり、 しつけのなさや虐待が問題視されている。 地域の教育力も低下したと言われている。 学校では学級崩壊や教師の不祥事が起きている。 機能低下が本当に起きているのか、 起きているとすれば何が原因なのかについて議論する必要性がある。 また、 家庭・学校・地域の連携とよく言われるが、 どんなことを子どもに学ばせるのか (その内容) と、 どのような形で連携していくのか (その方法) がなかなか具体的に提起できない状態にある。 そこで、 本講義では、 これからの社会の中で子どもが生き生きと成長するために、 彼らにどのような経験や学習が必要なのかを、 子どもの生活場面 (家庭・学校・地域) とかかわらせながら検討していく。 |
講義のながれ |
1 子どもの発達の問題点 (主体性欠如) 2 子どもの発達の問題点 (家族を中心に) 3 子どもの発達の問題点 (地域・学校と家庭) 4 知性と感性のあり方 5 知性と感性のあり方 6 福祉教育 (学習) と子ども 7 情報教育 (学習) と子ども 8 環境教育 (学習) と子ども 9 ストレスフルな社会の中での子ども 10 学ぶ意欲の形成について 11 学ぶ意欲の形成について 12 まとめ |
学習上の留意点 |
講義内容は教員採用試験とは直接には関連しないが、 説明のときに使用される理論や概念の多くは、
いわゆる従来の教育心理学を援用している。 教員希望の受講生は基本的な考え方を身につけるつもりで聴講してほしい。 |
成績評価 |
授業のはじめに指示する。
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テキスト | 伊藤篤編著 『子どもの生活と発達』 学術図書出版社 |
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