日本史

単位数	学年配当	開講形態	教員名
4	2	通年	曲　田　浩　和

テ┃マ

日本史にみる政治と社会

講義のねらい

　本講義は､ 1 年間で､原始・古代から現代に至るまでを通史として取り扱うことを目標としたい｡そのため講義の目的は､歴史的事象を細かく追うのではなく､それぞれの時代の特徴を明確にすることに主眼を置く｡全時代を通してみることにより､時代の変化を読みとり､それぞれの時代の政治・社会のなかで､人々はどのように生活していたのかを考える｡

講義のながれ

　1．稲の道
　2．大王から天皇へ
　3．律令と大仏
　4． 10 世紀の社会変革
　5．受領と侍
　6．荘　園
　7．｢今昔｣の世界
　8．武門の棟梁
　9．｢みやこ｣と｢いなか｣
10．悪　党
11．念仏と軍記
12．起請と逃散
13．戦国の世
14．幕藩制国家の成立
15．｢村方｣と｢町方｣
16．幕政の展開
17．西鶴と京伝
18．一揆と打ちこわし
19．｢御一新｣
20．民権と国権
21．あゝ君死にたまふことなかれ
22．米騒動
23．護憲運動
24．戦争と民衆
25．占領下の日本
26．現代社会の課題

学習上の留意点

成績評価

小レポート (毎回) と期末試験を考えている｡夏休みにレポートを課す場合もある｡

　

テキスト

竹内誠・佐藤和彦・君島和彦・木村茂光　編　『教養の日本史』 (第 2 版)　東京大学出版会