社会教育特講V

単位数 学年配当 開講形態 教員名
4 3 通年 杉 山 邦 博

テ┃マ 社会教育とスポーツ・マスコミ文化

講義のねらい
 マス・コミュニケーションメディアの発展は目覚ましいものがある。 政治、 経済はもちろん、 社会全体がマスコミとの関わりの中で動いている。 とりわけスポーツや芸能はマスコミを抜きにしては成り立たない時代とも言える。 例えば、 プロ野球、 イチロー選手の活躍は“イチロー効果”の流行語を生み、 長島監督の“メイクドラマ”は大賞の対象になり、 野茂選手の生きざまは社会に勇気を与え、 マラソンの有森選手の激走の後の爽やかさは全国民を感動させ、 大相撲の貴乃花の“不惜身命”は日本語や日常生活を、 改めて考えるキッカケをつくった。
 スポーツマスコミの“窓”から社会教育を考えてみたい。

講義のながれ
マスコミ総論
新聞、 雑誌の変遷
日刊紙とスポーツ紙
放送の変遷
 ラジオ・テレビ
スポーツ放送
 オリンピック
 野 球 (アマチュア)
  〃  (プロ)
 大相撲
 その他のスポーツ
テレビ映像技術の変化
BS、 CS、 CATV 時代の到来
コマーシャリズムの中で
芸能化したスポーツ
 スポーツ人はタレントか?
文化と言えるスポーツ、 言えないスポーツ
社会教育の中のスポーツ論

 このほか記者、 マスコミ人の話など。

学習上の留意点
 授業中、 私語を交わす者は退出させる。 5 分以上遅刻した者は入室を遠慮してもらう。

成績評価
 本講義は資格取得のための科目であるから出席を重視する。 授業中、 3 回以上のミニレポートを求める。 出席率が半分以下の学生はレポートを提出しても単位は与えない。 前後期を通じ2/3以上の出席を原則とする。

テキスト 最初の授業で指示する。


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