保育内容総論U

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 3 後期 秋 野 勝 紀

テ┃マ 子どもの発達と保育実践の展開

講義のねらい
 保育は、 子どもが生活文化を獲得し、 あそびを中核にした活動から徐々に文化領域へと活動が分化しつつ、 発達を促がしていく営みです。 日本の保育は、 クラスサイズが大きくしかも長時間です。 保育内容は、 活動を通しながら知的な活動にも及ぶ多岐にわたったものです。
 保育現場で関心が持たれているいくつかのテーマについて、 その原理的な把握と実践の展開のあり方を考えていきます。

講義のながれ
1 . 保育内容をめぐる動向 (3つのタイプに分けて検討)
2 . 保育における行事 (特に運動会をめぐって)
3 . 園外保育、 散歩、 遠足
4 . 子どもの服装
5 . 言葉と書き言葉 (文字)
   @文字の初期教育
   A言葉あそび
6 . 保育思想と保育システム (モンテッソーリーなど)
7 . 表現活動と劇づくり
8 . 保育とジェンダー
9 . カリキュラムと指導計画
   @保育の形態
   A日課の組み方
   B保育時間と一斉 (課題) 活動

学習上の留意点
@保育実践に関わる内容なので、 出席しないと理解が困難となる。
A 「保育内容総論T」 から継続しての履修が望ましい。

成績評価
 授業中の課題を 20 点、 試験を 80 点として評価する。

テキスト その都度資料とレジメを配布する。


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