科学技術と人間U

単位数 学年配当 開講形態 教員名
2 3 後期 鳥 飼 章 子

テ┃マ 科学技術の発展と人間の生活

講義のねらい
 科学技術の進歩は著しく、 今まであらゆる分野において、 生産力や生活の質の向上が追求されてきた。
 人間は、 科学と技術の発展によって生活を豊かにし、 多くの利便性を得てきた。 しかし、 高度に発展してきた科学技術によって地球環境に対して負の影響を及ぼす多くの問題点も生じてきている。 科学技術が人間の生活にどのように関連しながら発展してきたかを、 その時代の社会的背景を含めて振り返ることは、 我々が現在置かれている立場を理解し、 これからの科学技術のあるべき姿を把握するために大切であると考える。
 講義では、 科学と技術の歴史を学びながら、 科学技術が現代の生活にどのように影響しているかを、 様々な観点から把握し、 我々が今後何をなすべきかまで考えていきたい。

講義のながれ
 1 . 人類と科学の起源
 2 . ギリシャ自然哲学
 3 . ローマを支えた技術
 4 . ルネッサンスと科学革命
 5 . 力学的世界論の完成 コペルニクス、 ガリレオ、 ケプラー、 ニュートン
 6 . 産業革命と科学技術
 7 . 物理学、 化学の新しい考え方
 8 . 日本の科学技術の発展
 9 . エネルギー、 情報、 バイオ技術
10. 地球環境問題
11. 21 世紀の科学技術はどうあるべきか

学習上の留意点
 講義では資料を配布する。 数回の小テスト (または小レポート) を予定している。

成績評価
 学期末にテストまたはレポートにより評価。 出席および小テストの結果も考慮する。

テキスト 使用しない。


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