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犀川スキーバス事故追悼集会を執り行いました

レポート
2023年02月01日

2023年1月27日、美浜キャンパス友愛の丘にて「犀川スキーバス事故追悼集会」が行われ、小雪がちらつく中教職員および学生(特別強化指定部および強化支援部、アカペラサークルFigaroの所属者)が参列しました。この会は1985年1月28日の早朝に長野県内で発生した「犀川スキーバス転落事故」の犠牲者を追悼するとともに、この事故のことを風化させずに語り継ぐことを目的としているものです。コロナ禍となってからは参加者数を一部の教職員に限定するなど、規模を縮小して実施しておりましたが今年は人数制限を緩和して実施することができました。

犠牲者のお名前を読み上げる篠原さん
追悼の言葉を述べる児玉学長
追悼の言葉を述べる鈴木さん
参加者全員で黙とう、献花を行いました
参加者全員で黙とう、献花を行いました

冒頭に篠原瑞希さん(社会福祉学部1年)が事故の犠牲者のお名前を一人ひとり読み上げた後、児玉善郎学長より追悼の言葉が述べられ、参加者全員で黙とうを行いました。
児玉学長は追悼の言葉の中で「成人になる前後の年に、大切に育てた我が子を突然失う苦しみは、何年たっても癒されるものではありません。ご遺族の悲しみは今も続きます。私たちは慰霊碑に書かれているように、「悲しみを二度とあらしめぬために」改めてご遺族の悲しみに深く思いを寄せて、この事故のことを忘れず、教訓を次世代に引き継いでいきます」と述べました。

黙とう後は学生代表者の鈴木竜斗さん(社会福祉学部2年、美浜キャンパス学生自治会中央執行委員長)より追悼の言葉が述べられ、Figaroのメンバーの歌声が響く中で参列者全員による献花が行われました。 鈴木さんは「今年度も新型コロナウイルスによる世界的な流行が続くのみならず、国際秩序を大きく揺るがす脅威にも直面し、毎日の暮らしの尊さや大切さを改めて考える機会となりました。また学生生活においては、今年度から対面授業が再開し、高校時代に思い描いていた大学生としての日々を実感できるようになりました。社会的に不安定な状況だからこそ、私たちは助け合いの精神を持ちながら、人と人との繋がりを深めていき、力を合わせて困難を乗り越えていく必要があると思います。」と故人を偲びました。

当日はYouTubeでの映像配信(中継)も行われ、名古屋キャンパス・半田キャンパス・東海キャンパスにも設置された献花台に多くの教職員や学生および卒業生が献花を行いました(参列者は4キャンパスで計319名)。
なお1月28日には、犀川スキーバス事故現地慰霊碑(長野県長野市)においても追悼法要が行われました。

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