日本福祉大学は東海市と、東海キャンパス開設を契機に2015年2月20日に包括協定を締結しました。以降、各分野において様々な連携事業が実施され、その取り組み報告や今後の課題を共有するため、定期的に懇談会を開催しています。
今年度は、2022年2月24日に東海市芸術劇場会議室にて、東海市から花田勝重市長、星川功副市長、加藤千博教育長、江口貴子企画部長、日本福祉大学からは丸山悟理事長、児玉善郎学長、黒川道男専務理事、千賀威昌常任理事・学園事務局長、齋藤真左樹副学長が出席の上、開催されました。 （コロナ禍での開催となりましたので感染予防に努めて開催されました）

懇談会では、先ず東海市から「将来を見据えたまちづくり」と題した報告があり、魅力あるまちづくりへ取り組む姿勢、特に、新規開発が進む太田川駅西地区、整備が進む新駅等についての開発事業、文化財建造物に指定の聚楽園大仏の観光活用、構想中の文化センターを核とした文化の香るまちづくりなどについて報告がありました。

日本福祉大学からは、2023年に学園創立70周年を迎えるにあたり検討されている「創立70周年事業」の趣旨、事業計画案について報告がありました。
創立70周年を迎えるにあたり、「教育・研究を中核とした学園事業間の連携・融合による発展基盤の形成」を、周年事業全体を貫くキーコンセプトとして位置づけて、学園内外の多様な資源を学園事業へ有機的に結びつけることで、創立100周年までを見据えた発展基盤を強化することが重点であると報告がありました。

2015年4月東海キャンパス開設以降、日本福祉大学と東海市は教育・研究活動を軸に連携強化を図ってきました。
相互の将来発展計画をより豊かにするためにさらに連携を深め、さらなる関係構築に向けて熱心な議論が繰り広げられました。